島本和彦版『ゲンジ通信あげだま』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/02 00:06 UTC 版)
「ゲンジ通信あげだま」の記事における「島本和彦版『ゲンジ通信あげだま』」の解説
1991年(平成3年)、講談社『デラックスボンボン』連載。テレビアニメ版で実際に放送された内容とは全く異なる初期設定時の内容を元にしている。バンダイビジュアル刊『ゲンジ通信あげだま』資料集に2話が掲載されている。 ストーリー 漢字族の永栄王による地球全部の漢字支配のため、その幹部である怨夜巫女(日本名:九鬼麗)と君令官美風(日本名:美風薫)が動き、地球を征服しようとする。漢字族に対抗できるのは地球にある神器。それを動かすためには人並み外れた気合が必要であるが、学校の男子は麗に完全屈服、そして女子はそれを非難するだけで、誰もその神器を動かすための気合を持っていなかった。漢字族の敵対者であるひらがな族のい段継承者のいぶきはそれにもどかしさを感じ、1人で麗に対抗していた。が、取り巻きの男子には敵わない。 そこに転校してきた1人の気合い溢れる少年・源氏あげだま。その溢れんばかりの気合によって、ついに学校にあるひらがな族の神器が反応し、目を覚ました。それに気づいた麗は、木と虎を合体させキドラ(木へんに虎)を作り、あげだまを抹殺しようと立ち上がった。 いぶきはあげだまがそのキドラに狙われているといち早く気付き、一緒に逃げようとする。逃げるのは絶対嫌だと言うあげだまとやり取りをしている中、ついに神器があげだまの元へ現れた。その時、あげだまの頭の中にある呪文が聞こえてきた。その呪文を唱えるや否や、あげだまはたちまちアゲダマンに変換する。神器の正体はワープ郎であった。 あげだまはキドラを退け、いぶき達に「あなたはあ段継承者であり私達の仲間なの。一緒に戦いましょう」と言われ、戦う決意をする。 バトルスーツは、テレビアニメ版に登場するえび天のバトルスーツと同じものになっている。 いぶきの髪型はツインテールに変更されている。これは、テレビアニメ版初代オープニングの終盤でいぶきがしている髪型と同じものである。
※この「島本和彦版『ゲンジ通信あげだま』」の解説は、「ゲンジ通信あげだま」の解説の一部です。
「島本和彦版『ゲンジ通信あげだま』」を含む「ゲンジ通信あげだま」の記事については、「ゲンジ通信あげだま」の概要を参照ください。
- 島本和彦版『ゲンジ通信あげだま』のページへのリンク