岩崎和夫とは? わかりやすく解説

岩崎和夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/01 18:21 UTC 版)

いわさき かずお
岩崎 和夫
プロフィール
本名 岩崎 和夫
愛称 ひねくれ岩ちゃん
出身地 日本 東京都板橋区[1]
国籍 日本
生年月日 (1953-10-02) 1953年10月2日(70歳)
身長 170.0 cm
血液型 O型
最終学歴 三重大学教育学部卒業
職歴 ラジオ関西アナウンサー
俳優養成所講師
活動期間 1979年 -
担当番組・活動
出演経歴 青春ラジメニア
(1989年4月 - 2022年3月)
備考
高座名:ひねくれ亭岩助
素人名人会・名人賞 受賞[2](アナウンサー活動期間前)

岩崎 和夫(いわさき かずお、1953年昭和28年〉10月2日[2] - )は、関西を中心に活動するフリーアナウンサー、元ラジオ関西アナウンサー、俳優養成所講師。

概要

人物

  • 中学校での教え子に、元・読売ジャイアンツ吉村禎章がいた。後年、アナウンサーとして高校野球大会の抽選会に取材に行ったところ、PL学園に在籍していた吉村に遭遇して「先生、こんな所で何してんのん」と尋ねられるエピソードもあった[1]
  • 中学校教師としての限界を覚えつつあった頃、転職をするならアナウンサー職を、という理由から教職の仕事をしながら大阪のアナウンススクールに通い、ラジオ関西の中途採用試験に合格を果たし、アナウンサーとして1979年に入社[1]。当時の入社同期の中に、現・フリーアナウンサーの三上公也がいる[6]
  • 当時のラジオ関西が中途採用試験を実施した背景には、『ラジオ日本ジャイアンツナイターラジオ関西ゴールデンナイター』で雨天予備カード、放送権のなかったヤクルトスワローズ横浜大洋ホエールズ主催の読売ジャイアンツ戦の裏開催時、セ・リーグの試合の非開催時などに編成したパ・リーグ中継のうち、当時関西を本拠とした阪急ブレーブス近鉄バファローズ南海ホークスの3球団の主催試合や、広島東洋カープ主催試合の一部をラジオ関西が担当するため[注釈 3]、その実況アナウンサー要員を必要としていたためである[1]
  • ラジオ関西に入社した岩崎は、スポーツアナとしての教育を受けていたが、結局当のパ・リーグ中継の実況は他のアナウンサーの担当となった[1]。他方、ナイター・オフ期の番組を担当してアニソンを流すコーナーを始めたことがきっかけとなって、自身が企画・構成など一切を行うアニソン番組へ活躍の場を広げることとなった[6]
  • 1986年、アニメソングに特化した番組『アニメ玉手箱』を担当、アニメソングをフルコーラスを流すスタイルが評判を呼ぶ[1]1989年4月には時間枠を拡大して『青春ラジメニア』としてリニューアルされ、現在に至るまで30年以上の長寿番組となり、アニラジ業界に及ばず、アニソン歌手声優、アニメ制作関係者などにも大きな影響力を持つに至る[7]。2022年3月をもって32年間(『アニメ玉手箱』時代からは35年間)続けてきた『青春ラジメニア』のパーソナリティを勇退した[8][9]
  • 作家・コラムニストの竹内義和と親交を持ち、毎月第4火曜日にアワーズルームで「イワタケ大放談」を開催している。

過去の出演番組

ラジオ関西

ラジオ関西以外

  • 「リスナーさんにありがとう」 - (南かおり、田中公平、吉田古奈美と)アルバム「ラジオ英雄伝」
  • 「GO! 岩レンジャー!」 - アルバム「青春ラジメニア おかげSUMMER CDスペシャル PartI」
  • 「岩レンジャー 〜愛のテーマ〜」 - (「岩レンジャーと名谷ロマンチカ」名義で)アルバム「青春ラジメニア おかげSUMMER CDスペシャル PartII」
  • 「飯田線のバラード」 - アルバム「ラジオがだいすき」
  • 「真冬の流れ星」-(WITH YOUとして)

脚注

注釈

  1. ^ 出典では「小学校4年の終わりに」と記載。
  2. ^ 一時、ラジオ関西でも同僚だった池田奈月も在籍。池田は2015年にラジオ関西アナウンサーに復職。
  3. ^ 当時RFラジオ日本とラジオ関西で放送の阪神タイガース主催試合はABCラジオまたはTBSラジオJRN向けとは別に制作していたが、1992年頃からRFラジオ日本(対巨人戦中心)またはラジオ関西(対巨人戦以外の一部)の制作となった。一方広島主催試合についてはRFラジオ日本制作、ラジオ関西制作、両局共同制作のいずれかが大半だったが、時折中国放送制作による裏送りも行われた。

出典

  1. ^ a b c d e f g h 「青春ラジメニア」岩崎和夫アナ ── 毎週800通アニソンリクエストはがき見つめ25年 THE PAGE 2014年12月27日、2022年2月9日閲覧。
  2. ^ a b c d 『DJ名鑑 1987』三才ブックス、1987年2月15日、259頁。NDLJP:12276264/130 
  3. ^ Facebookの自己紹介に掲載。
  4. ^ 外部リンクの「青二塾」講師紹介にも記載。
  5. ^ 「青春ラジメニア」岩崎和夫アナ ── 毎週800通アニソンリクエストはがき見つめ25年(その3) THE PAGE 2014年12月27日、2022年2月9日閲覧。
  6. ^ a b 第7回 岩崎和夫さん(2014年1月)”. パーソナリティインタビュー. ラジオ関西. 2023年9月15日閲覧。
  7. ^ 「青春ラジメニア」岩崎和夫アナ ── 毎週800通アニソンリクエストはがき見つめ25年(その2) THE PAGE 2014年12月27日、2022年2月9日閲覧。
  8. ^ 「青春ラジメニア」岩崎和夫アナが3月卒業へ 放送32年・番組は新たな体制で継続,THE PAGE,2022年1月1日
  9. ^ 『青春ラジメニア』岩崎和夫さんが降板を発表 前身の番組から35年 「迷いはない」,ラジトピ ラジオ関西トピックス,2022年1月1日
  10. ^ シーチキンチキン:シーチキンとサラダチキンがコラボ ショートムービーで古川登志夫のまぐろ 神谷明のにわとりが激突,まんたんウェブ,2019年9月26日

外部リンク





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