山車と花車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 01:39 UTC 版)
竜神山車(原組) 築造年月不詳。重層で、上山(うわやま)は丸柱4本。前山車の幅が狭く、両柱に白木の手長足長の彫物があるのを特徴とする。お囃子は岡崎市芸能家元「松葉屋」師匠の教授を受けたものである。 鳳凰山車(庄野組) 能見神明宮大祭で使用されていた松本町所有の山車を1909年(明治42年)に購入した。修理歴あり。重層で、上山は丸柱4本。 恵比寿山車(仲組) これも能見神明宮大祭で使用されていたものを15円で購入した。2008年(平成20年)に金箔貼りなどの修繕をした。彫刻は豊川市で行われた。重層で、上山は丸柱3本(計6本型の三河型)。鬼板に金箔を貼り恵比寿彫刻、前山車の扉と下山の彫刻周囲に螺鈿細工が施されているのを特徴とする。 入船山車(新居野組) 上山は焼失し、焼け残った下山を使用して1895年(明治28年)に舟形の山車を築造した。老朽化のため、1982年(昭和57年)、約40戸で各戸10万円以上出し合って大きな山車を新築造した。新若丸とも言う。重層で、上山は上下可動式、丸柱4本。 花車(河瀬組・宮北市組) 高浜市や碧南市からチャラボコを導入して山車として加えた。山車の名称は組の呼称である花組からとられたものと言われている。桜の造花で飾られる。
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