山彦河良とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 美術家 > 工芸家 > 名跡 > 山彦河良の意味・解説 

山彦河良

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/03/05 11:43 UTC 版)

山彦 河良(やまびこ かりょう)は、河東節の三味線方の名跡。

目次

初代

(生年不詳 - 安永8年9月10日1779年10月19日))

初代山彦源四郎の門弟で前名を初代山彦良波。1761年4代目十寸見河東の立三味線で「助六所縁江戸桜」を作曲。

2代目

(生年不詳 - 天明8年5月20日1788年6月23日))

初代の門弟の2代目良波が、師・河良の没後2代目河良を襲名。2代目山彦源四郎のワキで活躍。

3代目

(生年不詳 - 文化11年10月29日1814年12月10日))

2代目の門弟の3代目良波が、師・河良の没後3代目河良を襲名。3代目山彦源四郎のワキで活躍。

4代目

(生年不詳 - 天保4年11月23日1834年1月2日))

3代目の門弟の山彦青巴(または青波)が4代目良波を経て1816年頃に4代目河良を襲名。後に初代山彦紫存、晩年は山彦検校壽喜一を襲名。

5代目

生没年不詳

4代目の門弟の山彦良鶴が4代目良波を経て、師・河良の没後5代目河良を襲名。9代目河東等の立三味線で活躍。

1859年9月8日に失踪し、その後行方不明。

6代目

大正4年(1915年1月6日 - 昭和55年(1980年11月29日)本名は飯箸ふみ。

山彦ふさ子(後の3代目宮薗千之)の門弟で山彦ふみ子が1958年に6代目河良を襲名。常磐津節宮薗節荻江節などの素養もあった。

作曲に「山姥」。

関連項目





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「山彦河良」の関連用語


2
松竹梅 デジタル大辞泉
38% |||||




山彦河良のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



山彦河良のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの山彦河良 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS