居住クルー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/07 08:59 UTC 版)
サリュート6号には宇宙飛行士が搭乗したソユーズ宇宙船が16回到着し、そのうち6回は長期滞在クルーで、もっとも長いものは185日にわたった。居住クルーミッションはEO、短期滞在ミッションはEPのプレフィックスがつけられた。6回の長期滞在は以下のようなものであった。 1977年12月10日、1回目の長期滞在。ユーリ・ロマネンコとゲオルギー・グレチコがソユーズ26号でサリュート6に到着、宇宙に96日間滞在した。 1978年6月15日、2回目の長期滞在。 ウラジーミル・コワリョーノクとアレクサンドル・イワンチェンコフがソユーズ29号でサリュート6に到着、宇宙に140日間滞在した。 1979年2月25日、3回目の長期滞在。ウラジーミル・リャホフとワレリー・リューミンがソユーズ32号でサリュート6に到着、宇宙に175日間滞在した。 1980年4月9日、4回目の長期滞在。レオニード・ポポフとワレリー・リューミンがソユーズ35号でサリュート6に到着、宇宙に185日間滞在した。滞在中、モスクワオリンピックが開催され、ライブ中継で中央レーニンスタジアムでの開会式で宇宙から開催を祝うメッセージが放送された。 1980年11月27日、5回目の長期滞在。レオニード・キジムとオレグ・マカロフ、ゲンナジー・ストレカロフがソユーズT-3でサリュート6に到着、このミッションは修理ミッションであり、期間が他のミッションより短く、宇宙に12日間滞在した。 1981年3月12日、最後の長期滞在。ウラジーミル・コワリョーノクとヴィクトル・サヴィヌイフがソユーズT-4で到着、宇宙に75日間滞在した。
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