少年期と学生時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 21:54 UTC 版)
「ジェリー・ウェスト」の記事における「少年期と学生時代」の解説
ウェストは炭鉱で電気技師として働く父のもとに生まれた。慎ましい少年時代を送りながら、自宅の近隣などでバスケットボールの練習を重ねた。その熱心さのあまりビタミン剤の注射を受けたことがあった。 地元の高校では長らく控え選手だったが、最終学年の前までに身長が10センチ以上伸び、チームの中心として活躍するようになった。ウェストは州の高校バスケットボール史上初めて900点以上を得点した選手になり、チームを州大会優勝に導いた。 60以上の大学から誘いを受けたが、地元のウェストバージニア大学に進んだ。大学でチームの正式な選手としてプレーし始めた2年生の時には平均17.8得点11.1リバウンド、3年生時には26.6得点12.3リバウンド、4年生になると29.3得点16.5リバウンドをあげ、全国的に注目される選手になった。3年生の時にチームはNCAA男子バスケットボールトーナメント決勝に進出したが1点差で敗れた。準決勝以上で際立った活躍で大会最優秀選手に選ばれた。 大学でのプレーを終えた1960年の夏、ローマオリンピックに出場し、金メダルを獲得した。この時の代表チームにはオスカー・ロバートソンもいた。
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