小麦売り渡し価格と製品価格の関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 06:19 UTC 版)
「日清食品」の記事における「小麦売り渡し価格と製品価格の関係」の解説
原材料価格の高騰を理由に2008年1月、17年ぶりにカップめんや袋めんを値上げした(カップ麺1つ当たり数十円)。一方2009年4月より輸入小麦政府引き渡し価格が値下げする際、中川晋社長は「既存商品の付加価値向上」や「麺増量の新商品投入」で『小麦の値下がりを消費者に還元する』として、既存商品の値下げは見送る方針を表明し下記の理由を挙げた。 小麦売り渡し価格が下がっても、値下げでは1個あたり何十銭の還元にしかならない。 2009年4月値下げ後の小麦売り渡し価格は、2006年時点と比べて36%高い水準にある。 既存商品のコアブランドを汎用品にするわけにはいかない。 カップ麺で実売価格が100円前後となる「スープヌードル」「ソース焼きそば」「大盛屋」など数品目揃えて低価格商品のラインナップを充実させて節約志向の消費者需要を満たし、PB商品に対抗可能な状態を完成させた。
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