将来の人口の予測
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 00:37 UTC 版)
「アメリカ合衆国の人種構成と使用言語」の記事における「将来の人口の予測」の解説
米国も他の先進工業国の例にもれず、ベビーブーマーの高齢化により、高齢化社会となりつつある。多数派である非ヒスパニック系白人では少子化も顕著で、2020年以降は人口は減少に向かうが、大量の移民流入および少数民族における高い出生率により、国全体としては総人口および労働人口は増加し続けており、他の先進工業国ほど高齢化による危機の度合いは低い。 アメリカ合衆国国土安全保障省の人口予測では2010年から2060年にかけて総人口は36%増化するが、非ヒスパニック系白人は9%減で2040年代には半数を切る。その他は増加が続き、ヒスパニック系は155%増で2060年には全人口の3割に達する。アジア系は129%増で比率は2010年の5%から2060年には8%へ、黒人と先住民が約40%増で比率はほぼ変化なし、混血は3倍以上になると推測している。 人口予測 単位:百万人グループ200020102015202020302040205020602000、2010年は実績合計 281.4 308.7 321.4 333.9 358.5 380.0 399.8 420.3 非ヒスパニック 白人 194.6 196.8 198.4 199.3 198.8 193.9 186.3 179.0 微増から減へ 黒人 33.9 37.7 39.9 41.8 45.5 48.8 52.0 55.3 アジア系 10.1 14.5 16.4 18.2 22.0 25.9 29.6 33.1 東、東南、南アジア 先住民 2.4 2.7 2.9 3.1 3.4 3.6 3.7 3.9 本土、アラスカ、ハワイ他 混血 4.6 6.0 6.6 7.7 10.1 13.0 16.4 20.2 その他 0.5 0.6 - - - - - - ヒスパニック 35.3 50.5 57.1 63.8 78.7 94.9 111.7 128.8 全人種
※この「将来の人口の予測」の解説は、「アメリカ合衆国の人種構成と使用言語」の解説の一部です。
「将来の人口の予測」を含む「アメリカ合衆国の人種構成と使用言語」の記事については、「アメリカ合衆国の人種構成と使用言語」の概要を参照ください。
- 将来の人口の予測のページへのリンク