専門用語とスラング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 00:42 UTC 版)
情報提供者、インフォーマント(もしくはエージェント、スパイ)を意味するスラングの例として以下が挙げられる。 cheese eater — 「チーズ食み」、ネズミのこと。 fink — ピンカートンが雇う私服捜査員(plain-clothes detective, 密偵)やスト破り(英語版)(ストライキブレーカー)、レイバー・スパイを指す用語である。回し者、フィンク。 grassまたはsupergrass(スーパーグラス)(英語版) — バッタ(grasshopper)の韻を踏んだ俗語(英語版)。意味としては警察官、刑事の俗語である「デカ」(copper. cop, 「コップ」)または「密告者」(shopper)を指す。付け加えると、フレッド・フィッシャー(英語版)・ドーリス・フィッシャー(英語版)親子の人気曲「ウィスパーリング・グラス(英語版)」や演劇「スネーク・イン・ザ・グラス(英語版)」の題名とも関連がある。 narc — 麻薬取締局員やそのスペシャリストを指す。 nark — これはロマ語で「鼻」を意味するnakもしくはフランス語で狡猾、ペテン、犯罪のいずれかまたは三つ同時に満たす人物を表す形容詞narquois(ナルクァ)に由来するとされる。 nose plant — 「罠」。 pursuivant — パーシヴァント(古語) rat — 密告行為(informing)は俗に"ratting"と呼ばれる。 snitch snout spotter squealer stool pigeon — スツール・ピジョン。「止まり木の鳩」という意味でデコイのこと。同義語にstoolie。 tell tale, tell-taleまたはtelltale — 秘密話、噂話(tale)を他人に話す(tell)ことから「暴露」の意味。 tittle-tattle trick — 「雑談」の意。 "drop a dime"(「ダイムを投げ入れる」)という語句は公衆電話を使って当局と情報をやり取りする様子を表しており、転じて「タレ込むこと」を意味するようになった。
※この「専門用語とスラング」の解説は、「情報提供者」の解説の一部です。
「専門用語とスラング」を含む「情報提供者」の記事については、「情報提供者」の概要を参照ください。
- 専門用語とスラングのページへのリンク