寿太郎【コトブキタロウ】(草花類)
登録番号 | 第6720号 | |
登録年月日 | 1998年 8月 12日 | |
農林水産植物の種類 | スパシフィラム | |
登録品種の名称及びその読み | 寿太郎 よみ:コトブキタロウ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1999年 8月 13日 | |
品種登録者の名称 | 清水万壽男 | |
品種登録者の住所 | 三重県四日市市川島町5660番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 清水万壽男 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者所有の無名実生種どうしを交配して育成されたものであり,草丈は中,葉の形は長楕円形,仏炎苞は形が長楕円形で色が黄白,中肋の色が明黄緑の鉢物向きの品種である。 葉の展開状態は斜上,葉柄の出方は直立,草丈は中である。葉身全体の形は長楕円形,先端の形は鋭尖形,基部の形は鈍形,葉身長は短,幅は中,葉表面の色は濃緑,裏面の色は淡緑,葉柄の長さは短,幅は広,色は緑である。仏炎苞の展開状態は直立,全体の形は長楕円形,先端の形は鋭尖形,基部の形は鋭形,長さ及び幅は中,表面の色は黄白(JHS カラーチャート2501),裏面の色は黄白(同2502),中肋の色は明黄緑(同3305)である。花序の形は円柱形,太さ及び長さは中,色は浅黄(同2504),花柄の太さはやや太,長さは中,色は緑である。花茎の向きは直立,太さは中,長さはやや短,色は緑,花つきの多少は少である。花の香りは有,開花期は中である。 在来のメリーと比較して,葉柄の出方が直立であること,葉身長が短いこと,仏炎苞基部の形が鋭形であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和56年に出願者の温室(三重県四日市市)において,出願者所有の無名実生種どうしを交配し,61年に得られた実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成3年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「コトブキ」であった。 |
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