対水上戦闘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 07:58 UTC 版)
本級は、対水上火力として、台湾国産の雄風II型SSM 4連装発射機を2基搭載している。これは、対外関係により供給が不安定なアメリカのハープーンを置換するために開発されたミサイルであり、必然的に同規模となっている。原型艦の搭載するエグゾセMM40と同等の射程であり、レーダーに加え赤外線センサーを併用するシーカーや自己鍛造弾頭の採用など、独自の工夫がこらされている。 一方、対水上センサーとしては、Triton-Gレーダーを使用する。これは、日本のOPS-28やオランダのMW-08に似た性格のレーダーで、遠距離での探知能力に優れる。また、電波発振が危険な状況では、データリンクによって僚艦などから伝えられた敵の情報や電子戦装置によって傍受した敵の電波情報によって攻撃を実施する。
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