対数正規分布とは? わかりやすく解説

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対数正規分布 log-normal distribution

 対数正規分布は右に裾の長い非対称分布である。また,標準偏差平均値比例する。ある変数対数をとったものが正規分布するとき,もとの変数は対数正規分布に従うという。対数正規分布の平均値としては幾何平均適している(幾何平均の定義自体中に対数をとる操作含まれている)。
詳しくは,別のページ参照のこと。

対数正規分布


 Excel にはlognormdist,loginvという関数用意されている。

 変数 x の対数をとったものが正規分布するとき,x は 対数正規分布 に従うという。
対数正規分布
1.対数正規分布の概形

対数正規分布
 平均 E ( x )分散 V ( x )
E ( x ) = exp ( μ + σ2 / 2 ) , V ( x ) = exp ( 2 μ + σ2 ) { exp ( σ2 ) - 1 }
である。


 図 1 の x の対数をとって図を描くと,図 2 に示す標準正規分布になる。
対数正規分布
図 2.対数正規分布の横軸対数で表すと正規分布になる

対数正規分布についてもう少し理論的な説明...


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