寺町駅 (兵庫県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/23 05:03 UTC 版)
寺町駅 | |
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てらまち TERAMACHI |
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◄洲本 (0.8 km)
(0.4 km) 宇山►
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所在地 | 兵庫県洲本市寺町 |
所属事業者 | 淡路交通 |
所属路線 | 鉄道線 |
キロ程 | 0.8 km(洲本起点) |
電報略号 | テラ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1925年(大正14年)5月1日 |
廃止年月日 | 1966年(昭和41年)10月1日 |
寺町駅(てらまちえき)は、かつて兵庫県洲本市寺町(現在の栄町四丁目)に存在した、淡路交通鉄道線の駅(廃駅)である。
歴史
- 1925年(大正14年)5月1日:淡路鉄道の洲本口(後の宇山) - 洲本間延伸開業に伴い開業[1]。
- 1934年(昭和9年)3月31日:駅舎増築[2]。
- 1936年(昭和11年)9月30日:駅舎とホームを改築[2]。
- 1943年(昭和18年)7月:社名改称に伴い淡路交通鉄道線の駅となる。
- 1966年(昭和41年)10月1日:鉄道線の廃線に伴い廃止[3]。
駅構造
単式ホーム1面1線の地上駅であり、洲本方から見て左側に駅舎とホームが存在した。ホームはカーブの途中に設けられていた[2]。
駅は洲本川の南岸に位置し、当駅の北側に洲本川橋梁が架かっていた。
駅周辺
当駅は洲本市中心市街地の北西端に位置していた。
- 兵庫県道76号洲本灘賀集線
- 洲本川
- 千草川
- 千福寺
- 淡路広域消防事務組合消防本部
- 淡路広域消防事務組合洲本消防署
駅跡
線路跡は道路に転用されており、駅跡および洲本川橋梁はその位置を特定することが困難となっている[4]。
隣の駅
脚注
- ^ 『「地方鉄道運輸開始並営業哩程変更」官報. 1925年5月6日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ a b c 寺田 2022, p. 5.
- ^ 「島に列車走った44年間」『YOMIURI ONLINE』読売新聞東京本社、2014年1月6日、兵庫版。オリジナルの2014年2月1日時点におけるアーカイブ。
- ^ 寺田 2022, p. 46.
参考文献
- 寺田裕一『淡路交通』 下、カルチュア・エンタテインメント〈RM LIBRARY〉、2022年11月1日、5頁。
関連項目
- 寺町駅 (兵庫県)のページへのリンク