富の光TO259号【トミノヒカリ テイオ ニゴキュウゴウ】(草花類)
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登録番号 | 第15343号 |
登録年月日 | 2007年 3月 22日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | 富の光TO259号 よみ:トミノヒカリ テイオ ニゴキュウゴウ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 吉田一義 | |
品種登録者の住所 | 石川県小松市長田町リ21番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 武内善助 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、富山県の在来種に「富貴の光」を交配して育成されたものであり、花はセパルは黄橙色、ペタルは黄橙色で濃紫赤色の条線が入り、リップは台形の黄白色で穏紫赤色の条線が入る極小型種の春蘭である。草型の大きさは極小、ぎ球茎の大きさはかなり小、縦断面及び横断面の形は円形である。葉数はかなり少、葉の長さは短、幅は極狭、葉形は線形、先端の形は鋭形、対称性は対称、緑色程度は中である。花序の型は単頂、花茎の長さはかなり短、太さは細、向きは直上である。咲き型は抱咲、花の縦径はかなり短、横径はかなり狭、香りは無又は微弱、セパルの縦径はかなり短、横径は狭、正面の形は倒卵形、先端の形は鈍形、ペタルの縦径はかなり短、横径はかなり狭、正面の形は長楕円形、先端の形は鈍形である。リップの縦径は短、横径は狭、正面の形は台形、先端の形は切型、周縁の波打ちは弱、反転は無又は微である。全体的な花色は黄系、セパルの色は黄橙(JHS カラーチャート1907)、ペタルの色は黄橙(同1907)の地色に濃紫赤(同9709)の条線が入る、リップは黄白(同2201)の地色に穏紫赤(同9715)の条線が入る。開花期は春咲である。「富貴の光」と比較して、セパル及びペタルの色が黄橙であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和59年に育成者の温室(富山県高岡市)において、富山県の在来種に「富貴の光」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を行い、平成10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「あかりTO-No25の9号」であった。 |
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