寄付金・会費の使途内訳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 08:31 UTC 版)
「世界自然保護基金」の記事における「寄付金・会費の使途内訳」の解説
WWFジャパンは活動費の内訳について、複数の異なった説明を行っている。例えば、2017年6月期(2016年7月~2017年6月)の支出内訳は、WWFジャパンによれば以下の通りであった。 HP上の説明では、この1年間の「活動支出」計9.6億円のうち、自然保護活動が58%(5.5億円)、資金調達が27%(2.6億円)、収益事業収入が15%(1.4億円)であった。これらの支出の中には、WWF自身のスタッフへの給与が含まれている(#大企業との癒着問題とスタッフへの高額報酬参照)が、その比率は明確でない。自然保護活動の内訳は森林、海洋、日本の生物多様性、海外ネットワークの活動、広報・普及活動、気候エネルギー、野生生物・トラフィックなどであるという。 一方で、「事業報告概要」によれば、同じ1年間の「事業活動支出」計10.6億円のうち、自然保護が41%(4.3億円)、資金調達広報が30%(3.2億円)、管理費が14%(1.4億円)、収益事業が9%(1.0億円)、その他が7%(0.7億円)であったという。 さらに「資金収支計算書内訳表」をみると、この同じ事業活動支出10.6億円のうち、活動費が44%(4.7億円)、人件費が41%(4.4億円)、諸経費が7%(0.7億円)、事業原価(物販)が5%(0.5億円)、管理費が3%(0.3億円)であった。 これらの異なる支出内訳説明の間の整合や、より詳細な説明は、WWFのウェブサイト上には見られない。
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