家庭での製法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 01:49 UTC 版)
1942年(昭和17年)の論文「漬物の研究」に、福神漬の家庭での調理法が3種類掲載されている。調理法(イ)は、ダイコン1 kgを皮付きのままいちょう切りにして天日干しし、元の10分の1ほどまで乾燥したら鍋に入れ、醤油200 g、砂糖40 g、酢10 g、塩6 gを加えて煮込み、煮汁が少し残った状態で火を止め、瓶に入れ、煮沸消毒して完成、というものである。5月30日に作って9月までカビが生えなかったという。調理法(ロ)は、(イ)から酢を除いたもので、調理後21日で少量のカビが生えた。調理法(ハ)は、ダイコンの量を500 gにし、レンコン300 gとゴボウ200 gを具材に加え、水・醤油・砂糖・塩で煮たもので、論文を提出した10月までにカビは生えなかった。
※この「家庭での製法」の解説は、「福神漬」の解説の一部です。
「家庭での製法」を含む「福神漬」の記事については、「福神漬」の概要を参照ください。
- 家庭での製法のページへのリンク