家の構造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 01:31 UTC 版)
人が住む建物の基本構造は一明二暗、つまり、開放型の部屋である4畳半ほどの起居の両側に、閉塞した3畳ほどの臥室が一つずつ附属された構造になっている。大きな家では臥室同士をつなげて四合院の構造を取る。 大きな家では、一方の臥室には牀榻を置いて臥室にし、もう一方の臥室には寝台と椅子を兼ねた榻を置き、書卓や棚を置いて、基本的には書斎のような個室として使用する。 起居の入り口には細かく折りたためる折戸があり、折戸は間口いっぱいまで開くことが出来るのが普通である。気候がいい季節は戸を全開にして目隠しのために衝立を置く。折戸は眠る時など、他人に入室を遠慮してもらいたい事情がある時でなければ、どんなに寒くても少しなりとも開けておくのが礼儀である。 盧家には基本構造に6畳ほどの土間の厨房が付く。遠甫曰く2LDK。 冬に寒い場所にある地域で経済的に余裕がある家は炕(オンドルやペチカ)を設置する。
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