実艦への搭載
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 02:42 UTC 版)
「RIM-24 (ミサイル)」の記事における「実艦への搭載」の解説
詳細は「ターター・システム」を参照 ターターは、もともと駆逐艦用に開発されたが、性能的に優れていたことから大型駆逐艦(DLG)にも搭載され、また、小型の護衛艦(後のフリゲート)にも搭載された。ターターの誘導には通常、Mk 74射撃管制システムが用いられ、ミサイル本体と発射機、レーダーなどを含めてひとつのシステムを構成した。これは「ターター・システム」と総称されることもあった。 ミサイルの発射機としては、最初にターターを搭載した艦であるチャールズ・F・アダムズ級ミサイル駆逐艦の前期型13隻では、連装のMk11発射機が使用されていた。しかし、後期建造艦10隻では単装のMk 13に変更され、これが標準となった。 ターターは最終的に、RIM-66スタンダード・ミサイルによって代替された。しかし、その後もターターシステムの搭載は継続され、それらの艦はもはやRIM-24ターターを使用していないにも関わらず、「ターター・シップ」と呼ばれつづけている。また、SM-1MRを搭載するように設計されたオリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲートにおいても、ターターミサイルが使用されたことがあるようである。
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