実習船「香川丸」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/22 08:11 UTC 版)
「香川県立多度津水産高等学校」の記事における「実習船「香川丸」」の解説
「香川丸」は1998年6月に建造され、総トン数499トン、長さ58.41m、幅9.3m、航海速力12.5ノットの漁業実習船である。安全性、操縦性、居住環境やコンピューター等の学習環境を備えた最新型として導入され、漁業実習や船舶の運航実習、海洋観測、海洋資源の調査研究の他、体験航海等の多目的航海が可能である。 香川丸を利用した航海技術コース、マリンライフコース、機関工学コースの遠洋実習は70日間の日程で2年次生が専攻科の生徒とともにハワイ沖で遠洋観測やマグロ延縄実習などを行い、途中ハワイに寄港する。その出港時や帰港時にはその様子が地元マスメディアに取り上げられている。 上記コース以外の生徒でも体験航海実習を行っており、最終的には全生徒が乗船することになる。その他、不定期で多度津港や高松港などで一般公開されることがあり、その際には一般人が船内に立ち入ることができる。
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