実効支配喪失後の中華民国新疆省とは? わかりやすく解説

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実効支配喪失後の中華民国新疆省

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/28 17:06 UTC 版)

新疆省」の記事における「実効支配喪失後の中華民国新疆省」の解説

中華民国政府台湾移転した後、1950年4月11日には新疆省政府主席ユルバース・カーン任命している(1971年7月27日死去後後任任命されなかった)。新疆対す主権象徴として1951年台北市四維5231号に新疆省政府主席公署設置され、さらに1971年には新疆省政府辦事處へと改組されるも、実際に統治を行うことができないという状況のもと存在意義が薄まり、1992年1月16日廃止された。 中華民国台湾)は、2005年までに、新疆省主権主張する法令及び行政規則全廃しており、現在、新疆省に関する行政機関持たず、同省の領域に対して公式に領土主権主張行っていない。 中華民国憲法は、その領域について「中華民國領土依其固有疆域」(中華民国領土はその固有の領域依る)と規定するのみであることから、具体的な領土範囲法令及び行政解釈拠っているが、中華民国は、実効支配失った後も、新疆省に関する法令及び行政規則長年渡って維持していた。例えば、上述のように新疆省政府主席1971年まで任命していたほか、新疆省出先事務所である「新疆省政府辦事處」を1992年まで台北市設置していた。 また、中華民国行政院日本の自治体コード相当する中華民國各省(市)縣(市)行政區域代碼」(現在の中華民国行政区域村里代碼(中国語: 中華民國行政區域村里代碼))を新疆省行政区域割り当てていたが、2005年改定新疆省へのコード割当廃止されている。

※この「実効支配喪失後の中華民国新疆省」の解説は、「新疆省」の解説の一部です。
「実効支配喪失後の中華民国新疆省」を含む「新疆省」の記事については、「新疆省」の概要を参照ください。

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