官製談合疑惑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 09:23 UTC 版)
2018年7月、新図書館の設計業務の市の予定価格と受託した株式会社新居千秋都市建築設計の見積もり価格が落札率99.99%(予定価格1億2千1万円、見積価格1億2千万円)だった事が発覚。官製談合が強く疑われている。なお全国市民オンブズマン連絡会議は「90%以上は談合の疑いがあり、95%は疑いが極めて強い」と指摘している。また小牧駅前開発として関連するラピオに整備が進められている小牧市こども未来館と子育て包括支援センターの設計業務では、市の予定価格と受託したアール・アイ・エーの見積もり価格が同額で落札率100%だった事も発覚しており、こちらも官製談合が強く疑われている。同年10月1日、市は子育て関連施設の官製談合疑惑に関し情報漏えいがなかったかなどを調べるため、弁護士などによる第三者委員会の設置を発表。これに対し小牧の図書館を考える会は同年10月17日、第三者調査委員会の公平中立な調査と調査対象に新図書館設計委託業務を含めることを求める要望書を山下市長に提出したが、同年11月22日の臨時議会では調査対象とされなかった。なおこの日の臨時議会では小牧市こども未来館と子育て包括支援センターに関する情報漏えい調査のための第三者委員会設置条例が修正可決された。
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