宇宙量子怪獣 ディガルーグ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 08:18 UTC 版)
「ウルトラマンメビウスの登場怪獣」の記事における「宇宙量子怪獣 ディガルーグ」の解説
第19話「孤高のスタンドプレイヤー」に登場。 GUYSスペーシーの要撃衛星を突破して日本に降下した、甲殻類に凶悪な顔がついたような外見の宇宙怪獣。武器は口から吐く火炎弾と頭部の角から発射する強力な電撃。格闘戦にも長けており、両腕の巨大な爪を使って攻撃する。宇宙空間では火の玉のような赤い球体の状態で高速移動する。3体が姿を現し、都市部に降下して町を破壊する。目視では3体に見えるが、センサーでは1体しか確認されず、さらにセンサーも本物の1体を正確に捕捉できず、センサーを頼りに攻撃しても虚像をすり抜ける。この怪獣は「1体が本物で残り2体は虚像」なのではなく、3体で1つの実体を持っており、どのディガルーグも3分の1ずつ本物という確率論的な存在である。そのため、この怪獣を倒すには外部から3体を全く同時に攻撃する必要がある。その見極めと同時攻撃は至難の技であるが、並外れた空間認知能力を持つジョージが秘密を見極め、新兵器メテオールショットで3体を同時に攻撃。攻撃を受けたディガルーグは波動関数を1体に収束され融合して実体化し、3体分の力を集めた強力な1体となってジョージとメビウスを苦しめるが、メビウスブレイブのメビュームナイトブレード・スピンブレードアタックで切り刻まれて爆発する。 スーツアクター:末永博志 デザイン:酉澤安施。初稿のデザインでは水のようなエネルギー体というイメージで目がなく青い色をしていたが、監督の鈴木健二の強いイメージにしヌメヌメしたものは避けるという意見により、赤い甲殻風のデザインに変更された。 スーツは『ウルトラマンマックス』のモエタランガの改造。
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