学生紛争期
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1962年度のICU祭はテーマを「よりよき世界を目指して―資本主義か社会主義かという論点をめぐって―」とし、政治に対する意識を明確に打ち出した初のICU祭となった。学生紛争がICU祭に影響を与えた初期の事例としては、学費値上げ反対運動によって1963年の第10回ICU祭が延期され、翌1964年1月に開催されたことがあげられる。学生紛争の続発する中、1966年11月学生会執行委員選挙に立候補者がいなかったことからICUの学生会は自動的に消滅した。よって、学生会によって運営されたICU祭は1966年の第13回が最後ということになる。1969年2月の第14回、1973年2月の第15回および同年12月の第16回ICU祭はいずれも、本館を用いずに開催されており、学校行事としてはカウントされていない。なお、後述の歴代テーマにおけるICU祭のカウントは大学当局から見た公式・非公式にかかわらず行ったものである。
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