女性研究家のインドの強姦犯100人に対するインタビューの結果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 14:03 UTC 版)
「インドにおける性に関する問題」の記事における「女性研究家のインドの強姦犯100人に対するインタビューの結果」の解説
都ニューデリー生まれのマドゥミタ・パンデイは、イギリスの大学院で犯罪学を専攻し、22歳だった2013年からインドの刑務所に通い、これまで100人以上の強姦犯とのインタビューを重ねた。ワシントン・ポストに掲載されたインタビューで、パンデイは「彼らは"モンスター"だと考えられているが、そうではない」と強姦犯について語っている。パンデイがインタビューした100人超の犯人のうち、高校を卒業したのは数えられるほどで、ほとんどが十分な教育を受けずにドロップアウトした人々だった。また、インドでは女性の地位が低すぎる問題も指摘している。多くの女性が夫のファーストネームを呼ぶことさえ許されないという。さらに、性教育が学校で行われず、家庭でも教えないということも大きな問題だという。インタビューをした犯人のほとんどが、言い訳をするか、自身の行動を正当化し、レイプがあったこと自体を否定した。カンバセーションでは、物乞いの5歳の女の子をレイプした罪で服役中の49歳の男は「彼女は処女ではないので誰とも結婚できない。出所したら彼女と結婚するつもりだ」と語ったという衝撃的な体験も書かれている。
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