奥泉ダム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 05:55 UTC 版)
井川ダムと一緒に建設された奥泉ダム(おくいずみダム)は、井川ダムの直下流に建設されている。井川ダム完成の前年・1956年に完成した。型式は重力式コンクリートダムで高さは44.5m。ダムに付設する奥泉発電所は認可出力87,000kWと大井川水系の一般水力発電所の中では最大の出力を誇る。発電所は下流にあるアプトいちしろ駅の近くの大井川ダム湖畔にある。 この奥泉ダムは接岨峡の深い谷に建設されており、道路からは遥か下にあるため道路からは僅かに堤体が見えるだけであり、一般人立入禁止のため車ではダムを至近距離から見る事は出来ない。唯一、大井川鐵道井川線の車窓からダム全体を見る事が出来る。井川線に乗車すると、奥泉ダムに差し掛かる際にアナウンスが流れ、ダムについての簡単な説明を聞くことが出来る。
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