契約サービス(ポストペイド・プラン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 09:12 UTC 版)
「アメリカ合衆国における携帯電話」の記事における「契約サービス(ポストペイド・プラン)」の解説
日本では、3大事業者のいずれもが、1100円前後の通話とSMSだけの従量制ミニマムプランを提供しているが、アメリカの三大事業者では、そのような低額プランは存在しない。多くの事業者でポストペイドプランの最低クラスは、$30程度する。さらに、地方自治体によっては、携帯電話サービスをターゲットとした税金が課されることがある。ただし、それらのプランには、国内通話と国内SMSについては無制限か、相当に長い(200分以上の)無料通話と無制限SMSと500MB程度のデータ通信が付くことが多い。そのため、通話時間を気にする必要があまりないので長電話が可能であり、スーパーマーケットなどで自宅の家族と携帯電話で買い物の相談を長々としている光景がよく見られる。 データ通信は、無制限と容量制限のものがある。当然、容量のおおいものや無制限は、その分高価である。 国土の広大なアメリカでは、契約事業者の電波がない空白区は多数存在するので、端末のエア・インタフェースと周波数が合えば、ローミング利用出来る事が多い。ローミング利用は、契約事業者の定額利用料金には含まれず、従量課金されるのが普通である。 アメリカでは、FCCが911ルール(緊急通信)を定めていて、たとえポストペイド契約が切れていたり、クレジット残がないプリペイド契約でも、911コール(日本の110番通報に相当)は出来ることになっている。
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