太刀「山鳥毛」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 07:48 UTC 版)
上杉謙信の愛刀に太刀「無銘一文字」があり、山鳥毛(さんちょうもう)の号で呼ばれ、国宝に指定されている。山鳥毛はかつては個人の所有で岡山県立博物館に寄託されていたが、2021年現在は岡山県瀬戸内市が所有し、備前長船刀剣博物館にて定期的に展示されている。 2015年に新潟県立歴史博物館を通じて、謙信ゆかりの地である新潟県上越市に譲渡の打診があり、ふるさと納税を含めた資金調達を行ったものの、専門家の評価額と所有者の希望額の折り合いが付かず購入を断念。2018年4月、所有者から瀬戸内市に譲渡の打診があり、購入する方針を明らかにした。その後、展示室整備や取得に掛かる費用など5億円余りをふるさと納税などを活用し調達に成功。2020年3月より、瀬戸内市の所有となっている。
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