天羅万象
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天羅万象(てんらばんしょう Tenra Bansho)とは、テーブルトークRPGのタイトル、また、そのシリーズ。著作者及び版権は井上純弌[1][2][3]。システムデザインには遠藤卓司がクレジットされている[4]。また、上記二名を含めた「天羅万象制作チーム」で制作していた[5][6]。 時代劇にサイバーパンクの要素を取り入れた独特の世界観を持つゲームで「ハイパーオリエンタルTRPG」という独自のジャンルを名乗っている。
- ^ “天羅万象(初代)天羅万象システムブック”. マンガ図書館Z. Jコミックテラス (2012年12月26日). 2015年11月19日閲覧。
- ^ 井上純一 (2015年10月11日). “天羅万象は自分が版権を持ってるし、世界観もシステムも俺が中心ですよ?”. Twitter. 2015年10月5日閲覧。
- ^ “天羅万象(初代) 天羅万象 ソースブック”. マンガ図書館Z. Jコミックテラス. p. 128 (2012年12月26日). 2015年11月19日閲覧。 “井上純弌(天羅創生)”
- ^ “天羅万象(初代)天羅万象システムブック”. マンガ図書館Z. Jコミックテラス. p. 64 (2012年12月26日). 2015年11月19日閲覧。
- ^ “天羅万象(初代) 天羅万象 ソースブック”. マンガ図書館Z. Jコミックテラス. p. 1 (2012年12月26日). 2015年11月19日閲覧。
- ^ 遠藤卓司 (2012年12月27日). “思えば、あの時にはもう、井上の中に天羅の萌芽があったのでしょう。”. Twitter. 2015年11月19日閲覧。
遠藤卓司 (2012年12月27日). “「骨の時代」を視たときに、俺は、この名前も知らない男との縁を、彼と友達にならねばならないと感じました。”. Twitter. 2015年11月19日閲覧。
天羅万象・零
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1999年にエンターブレインより発売。 天羅万象の第二版であり、「気合」周りのルールが大幅に改革された。ロールプレイの評価をGMだけでなくプレイヤーもできるようにしたことや、気合ポイントの管理が簡易化されたことなどが特徴で、初代の天羅万象よりもはるかに高速なプレイが実現するようになった。 『零』では良いロールプレイをしたと評価するのはGMだけでなく「裁定者」と呼ばれる人物も可能である。裁定者はプレイヤーが持ち回りで担当し、シナリオの「シーン」が切り替わるたびに別の人に交代される。GMもしくは裁定者が、あるプレイヤーに対して「良いロールプレイをした」と評価すると、そのプレイヤーに対して「合気チット」と呼ばれる厚紙の紙片を渡すことができる。ゲームに参加するプレイヤーはこの合気チットをためていくことがゲームの主目的となる。合気チットはそれだけではほとんど何の役にもたたないが、ストーリー上の節目節目におとずれる「幕間」と呼ばれる特別なシーンにおいて、合気チットをもっているプレイヤーは全員行為判定を行える。その判定の結果と所持している合気チットの枚数により、気合ポイントをどれだけ得られるかが決定される。このようなルールによって、気合ポイントを得るための行為判定でゲームの流れが中断されることをほぼなくすことに成功した。 関連書籍 天羅万象・零 (基本ルールブック。B5版) 天上天下 (サプリメント) 天羅万象・零 仇殺の戦場 (小説。ファミ通文庫) 天羅万象・零 スーパーシナリオサポート Vol1~6 (シナリオ集。B5版)
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