天然ガス自動車
天然ガスを燃料とする自動車のこと。単位発熱量当たりの二酸化炭素の発生量が石油より20%ほど少なく、排気ガス中に硫黄酸化物が含まれないなど、低公害燃料として優れた点をもつが、弱点は常温で気体であるため運搬性、貯蔵性が劣るところである。クルマに搭載する方法としては、液化天然ガスとするLNG法と、液化せず高圧ガスとしてボンベに貯蔵するCNG法がある。CNG法の長所は、既存のレシプロ・エンジンの技術、とくにLPG(液化石油ガス)車の技術がそのまま転用できる点である。2003年3月末現在で1万6561台普及している。しかし、燃料体積が比較的大きいため航続距離が短く、それを改良したLNG法では、高圧でかつ低温に断熱された容器が必要。
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