大谷翔平の専属通訳として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 01:36 UTC 版)
「水原一平」の記事における「大谷翔平の専属通訳として」の解説
2017年オフに日本ハムファイターズ所属だった大谷翔平がロサンゼルス・エンゼルスへ移籍したことに伴い、以降大谷の専属通訳としてエンゼルスに所属する。通訳以外にも運転手やキャッチボールの相手など、公私にわたり大谷をサポートしている。 水原は「大谷のスケジュールはとても特殊であり、大谷のキャッチボール相手が周りにいないときもある。(その際に)私が進み出てキャッチボールをする」と話していた。 MLBへ所属した日本人選手の中にはクラブハウス(選手たちの控え室)で孤立してしまう者もいたことを水原は耳にしており、大谷を孤立させないように水原は注力した。エンゼルスの選手たちがあるスマートフォンゲームで遊んでいることに水原は着目し、大谷がそれをダウンロードして仲間に加わった。その3年後の2021年の取材時点でも、水原たちは同ゲームをずっと楽しんでいた。 2018年に結婚した。同年、大谷から妻との新婚旅行のチケットを贈られている。 2018年には1月から11月14日時点まで大谷と毎日顔を合わせており、オールスターゲーム期の休暇にはユニバーサル・スタジオ・ハリウッドへ同行した。 2018年から2019年春にかけて大谷が故障からのリハビリテーションおよび復帰のための調整を行っていた期間には、水原は大谷と冗談を言い合ったり、スマートフォンゲーム『クラッシュ・ロワイヤル』を一緒に遊ぶなどしてリラックスさせた。クラブハウス管理人のエンゼルは「水原が大谷をすごく助けてくれている。だから精神的にも良い状態だったと思う」と語ったという。 2020年2月に大谷が米国での自動車運転免許を取得した後も、大谷が運転する際には水原が助手席に同乗して監督した。 2021年に大谷がMLBオールスターゲームの前夜祭となるホームランダービーに出場した際には、水原が捕手役を務めた。また同日の「レッドカーペットショー」へと独身の大谷が誰とともに登場するのか注目されたが、水原がともに歩いた。11月22日、エンゼルスから「MVI」(最優秀通訳)に選出された。 2021年オフのMLBの労使協定交渉に伴うロックアウト中、選手と球団職員の接触ができなくなることからエンゼルスを一時退職した。3月10日の協定締結後に球団へ復職している。
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