大戦期-1950年代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/09 04:19 UTC 版)
「第172歩兵旅団 (アメリカ軍)」の記事における「大戦期-1950年代」の解説
本旅団は1917年8月5日、アメリカ国民軍(National Army)の一部として、ロックフォードにおいて編成され、第86歩兵師団の隷下に配属された。1918年9月、第1次世界大戦に参加するため、旅団は師団の他の部隊とともによりフランス・ボルドーに展開したが、戦闘に参加しないまま休戦が成立したことから、アメリカ本土に帰国し、1919年1月に編成解除された。しかし2年後の1921年6月24日、旅団司令部および司令部中隊(HHC)は再編成され、陸軍予備役に配属された。第2次世界大戦中、旅団HHCは師団から切り離されて、第86偵察隊(機械化)として、1945年より欧州戦線に投入された。5月7日にはザルツブルクに所在しており、その後、太平洋戦域での作戦に備えて本土に後退した。9月7日、偵察隊はフィリピンに進出したが、これは9月2日に日本が降伏文書に調印した後であった。 戦後、第86偵察隊(機械化)は第86機械化偵察隊に改称されたのち、1946年12月30日に編成解除された。しかし1952年7月9日、第86機械化偵察隊は復帰編成され、陸軍予備役に配属された。
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