大厩舎の歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/26 06:23 UTC 版)
「ヴェルサイユ馬術アカデミー」の記事における「大厩舎の歴史」の解説
大厩舎は、ルイ14世時代、1679年から1682年にかけ、王の第一建築家であるジュール・アルドゥアン=マンサールによって建てられた。 馬術は貴族の教育の重要な一環とされ、建設当初から、王の従者を貴族の子弟から育成する学校が入っており、同時期にルイ14世が開校した馬術曲芸のための学校もあった。 1787年には二千頭以上の馬がいたが、フランス革命を境に一気に廃れ、ナポレオン1世時代に再び馬と人が厩舎に戻ってきたものの、居住期間が短かったこともあり、繁栄は長くは続かなかった。 1913年、大厩舎がフランス文化財に指定される。 1945年から1970年にかけて修復が続く。 1895年に馬車博物館(現在の馬車ギャラリー)が開館。 2003年にヴェルサイユ馬術アカデミーが開校。 このころからヴェルサイユ市の資料館が、大厩舎南翼の元住居部分を開放して、不定期に展覧会を開いている。 2007年から馬車博物館が拡張工事のため閉館し、2016年に馬車ギャラリーとしてオープン。
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