大いなる哲学者陣営
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/11 08:21 UTC 版)
宇田川 芳邦(うだがわ よしくに) この世界における1960年代を代表する大魔法士。しかし、交通事故で家族を喪った事により狂気の道に入り、家族の幻影を追い求めるようになる。挙句の果てに「大いなる哲学者」と取引をかわし、世界の滅亡と引き換えに自らの家族の復活を願う。その際、両腕に「カインの双腕」というガントレットを与えられ「ネコの王」と対を成す「死の王」となってしまう。 悪魔(あくま) 造物主「大いなる哲学者」のシモベの少女。当然の事ながら人外の存在。宇田川に「カインの双腕」を与えた張本人。「智の管理者」の生命を代表する存在であるネコが大嫌い。また、物語内にはより強い力を持つ異形の悪魔も共に出て来る。 大いなる哲学者(おおいなるてつがくしゃ) 物語では名前だけが出て来る存在。ただ戒律に縛られ予定調和の中で「生きるためだけに生きる」生命を「無価値」と考える存在。故に「滅びへの進化」を実践する生命を創り上げ、トロメ型魂の殲滅と世界の予定破滅を図る存在。一般にはシモベともに「悪魔」もしくは「魔王」と呼ばれる。 この存在によって創造された魂は一様に「ラガリ型」と呼ばれる魂の形式に分類される。このラガリ型を代表する生命が人間とされている。
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