大いなる和平
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/17 02:17 UTC 版)
1698年、イロコイ族はこの戦争が本質的にイギリスが焚きつけたものであり、自分達が都合の良い生贄になっていると悟り、戦争を終わらせたいと考え始めた。一方フランスは、イロコイ族をヌーベル・フランスと南のイギリスとの間の防塁にして置きたかった。 1701年、モントリオールで31名のイロコイ族酋長達とフランス植民地政府およびイギリス植民地政府が署名した「偉大なる平和」(Grande Paix)の条約が締結された。この条約では、イロコイ族が略奪を止め、五大湖地方の避難民が東部に戻ることを認めた。結果的にショーニー族はオハイオ郡と低地アレゲニー川の領土を取り戻した。
※この「大いなる和平」の解説は、「ビーバー戦争」の解説の一部です。
「大いなる和平」を含む「ビーバー戦争」の記事については、「ビーバー戦争」の概要を参照ください。
- 大いなる和平のページへのリンク