多軸評定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 18:12 UTC 版)
「精神障害の診断と統計マニュアル」の記事における「多軸評定」の解説
DSM-IVは、それぞれの精神医学的な診断を障害の異なる側面あるいは身体障害に関した5次元(軸)に構造化している。 第I軸 パーソナリティ障害や精神遅滞を除いたすべての心理的な診断。 第II軸 パーソナリティ障害と精神遅滞。 第III軸 一般的な医学的状態;急性の医学的状態と身体障害。 第IV軸 その障害の一因となっている心理社会的および環境的な要因。 第V軸 機能の全体的評定尺度あるいは、18歳未満の子供と青少年のための小児用総合評価尺度(英語版)。 第I軸障害は以下を含む、うつ病、不安障害、躁うつ病、ADHD、自閉症、自閉症スペクトラム障害、神経性無食欲症、神経性大食症、統合失調症。 第II軸障害はパーソナリティ障害を含む:妄想性パーソナリティ障害、スキゾイドパーソナリティ障害、統合失調型パーソナリティ障害、境界性パーソナリティ障害、反社会性パーソナリティ障害、自己愛性パーソナリティ障害、演技性パーソナリティ障害、回避性パーソナリティ障害、依存性パーソナリティ障害、強迫性パーソナリティ障害;さらに精神遅滞。 第III軸障害は以下を含む、ほかの障害に類似した現存する病気あるいは発現している症状を悪化させうる、脳損傷や他の医学/身体的な障害。
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多軸評定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/30 06:08 UTC 版)
「身体疾患による精神障害」の記事における「多軸評定」の解説
DSM-IVでは、一般身体疾患による精神疾患は、多軸評定のIII軸に位置づけられる。
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