多柏学院(たかえがくいん)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/21 08:55 UTC 版)
「カナエの星」の記事における「多柏学院(たかえがくいん)」の解説
桧原里久(ひのはら りく) 多柏学院の中等部二年生の男子生徒で、カナエのクラスメート兼[黄葉館]のルームメイトでもある。冷静沈着で、カナエの起こす騒動にも動じず付き合い、時には手助けすることもある貴重な友人。 山辺手梓(やまのべ たずさ) 多柏学院の高等部二年生の女子生徒で、この春から女子寮の寮長を務める優等生。努力家で、高等部一年の二学期が終了した時に成績が学年五位から転落したことで両親に責められ、その後より努力して成績上位を保てたが、周囲が自分の努力を見ていないと感じ、他人の目が嫌になっていた手梓は旧校舎群の点検を自主的に継続して、一人きりでいることを好んだ。そんな時に、旧校舎で謎の少女と出会い、何度も接する内にその少女と親しくなる。しかし、ある日からその少女と会えなくなり、次第に精神的に追い詰められていき、1巻の中盤で『ハインの手先』として動く摩芙に『半閉じの目』の呪力を注ぎ込まれ、世界を破滅に導く運命の獣『死像(トランジ)』の核にされてしまう。しかし、謎の少女がそよぎであることに気付いたカナエによって、そよぎと再会し話し合ったことで執着が消え、弱った『死像』をカナエが崩壊させたことで解放された。その後、やっとそよぎの名前を知り、友達になった。 1巻の序盤で彼女から旧校舎の点検の手伝いをカナエが引き受けたことが、カナエが『星平線のそよぎ』と出会うきっかけとなった。 橘樹逢(たちばな あい) 多柏学院の中等部の社会科教師で、カナエと里久の担任を務める女性教師。[黄葉館]の寮監も務めている。同じ寮住まいという関係から、非公式にカナエのお目付け役に任じられていると周囲に噂されている。 草刈都(くさかり みやこ) 多柏学院の初等部六年生の女子生徒で、一条摩芙のルームメイト。初等部男子生徒からは、一条摩芙に送られるラブレターの『窓口』として認知されている。
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