外見の特長
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/08/29 16:34 UTC 版)
「EMD GP40-2形ディーゼル機関車」の記事における「外見の特長」の解説
GP40-2は、3つのラジエタファンを長い側のフード後部に持つ。発電ブレーキ用ファンを装備する車両は、そのファンがひとつ、フードの中央に位置する。ラジエタの吸気口はのちのGP50よりも小さく、側面の歩み板は踊り場がない。 本形式はDash 2の仕様に則っており、フード(日本でいうボンネット)の長い側の右手上部(運転士側)にエンジン冷却水確認窓を設け、運転室の前にありバッテリー箱のカバーを、ちょうつがいではなくボルト留めにしていた。また、前面の吸気口と後部フードのドアには細かなバリエーションが多数ある。 ほかのDash 2シリーズでは従来のブロンバーグ(Blomberg)B形台車を備えたものも多いが、ほとんどのGP40-2は新型のブロンバーグM形台車を装備した。これは、ブレーキは片側1シリンダーで片押し式であり、台車中央部の板バネの代わりにゴムのパッドを、各軸にショック・ストラット(テレスコピックショックアブソーバー、写真右側の軸に装着されている)を備えたものである。
※この「外見の特長」の解説は、「EMD GP40-2形ディーゼル機関車」の解説の一部です。
「外見の特長」を含む「EMD GP40-2形ディーゼル機関車」の記事については、「EMD GP40-2形ディーゼル機関車」の概要を参照ください。
- 外見の特長のページへのリンク