外国人差別
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/02 02:14 UTC 版)
「桐生市小学生いじめ自殺事件」の記事における「外国人差別」の解説
自殺した女児は、愛知県の一宮市から桐生市の小学校に4年次の2008年10月に転校してきた。家庭科と体育が得意で、将来はパティシエになる夢を抱き、転校当初は「友達がたくさんできたらいいな」と家族に語っていた。 いじめが始まったのは5年生になってからで、両親が出席した授業参観日に状況が一変した。母親がフィリピン人であることについてからかう言葉を浴びせられ、同級生に「汚い」「臭い」「近寄るな」「プールがばい菌で汚れる」などと言われた。作文では「心にきずつくことを言われた」と綴り、いじめの窮状を聞いた父親は、「それじゃあ、中学になったら大阪方面に引っ越そう」と返答していた。 2010年1月、5年次の3学期が始まると、女児の上履きに「うざい、死ね」など落書きをされ、いじめを訴えていたが、元校長は「いじめというのはあなたのカン違いですよ」といって取り合わなかった。6年生になってクラスが替わり、担任が交代するといじめはさらにエスカレートした。
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