外付け型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/22 05:58 UTC 版)
「ウェイストゲートバルブ」の記事における「外付け型」の解説
ウェイストゲートを独立して設けるタイプ。排気パイプを二股に分け、一方をターボチャージャー、もう一方をこの外付け型ウェイストゲートに接続する。内蔵型のウェイストゲートを持たないターボチャージャーの使用、及び主として高過給による高出力を目的とする用例において排気分流量を高精度に制御したい場合に多く用いられる。バルブ自体もエンジンの吸排気バルブに似たポペットバルブが用いられる。 外付け型ウェイストゲートの排出側は、排気タービンの出側に合流するようにパイピングされるが、主として排気背圧の低減目的でこれを直接大気へ放出する例がある。マフラー無しでの大気開放は轟音を発生し、また、排気ガス浄化用触媒を経由しないので汚染物質を含むことになり、一般路上の走行は法律上不可能である。
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