塚西停留場とは? わかりやすく解説

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塚西停留場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/01 14:39 UTC 版)

塚西停留場
  • ホーム(2007年9月)
  • (手前は恵美須町方面、奥は浜寺駅前方面)
つかにし
TSUKANISHI
HN59 東玉出 (0.4 km)
(0.6 km) 東粉浜 HN61
左は玉出駅、右は帝塚山駅
所在地
駅番号 HN60
所属事業者 阪堺電気軌道
所属路線 阪堺線
キロ程 3.6 km(恵美須町起点)
駅構造 併用軌道
ホーム 2面2線
開業年月日 1911年明治44年)12月1日
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塚西停留場(つかにしていりゅうじょう)は、大阪府大阪市西成区玉出東2丁目及び同市住吉区東粉浜1丁目にある阪堺電気軌道阪堺線停留場駅番号HN60

歴史

停留場構造

併用軌道上にあり、大阪府道5号大阪港八尾線(南港通)の塚西交差点をはさんで、単式ののりばが斜向かいに配置(千鳥式配置)された2面2線で構成されている。浜寺駅前方面のりばには安全地帯がある一方で、配線が西側に偏っている影響で上り線の道路幅に余裕がないため、恵美須町方面にはホームや安全地帯は設置されておらず、路面にペイントされた狭小な路面電車停留所の路面標示があるのみで、利用客は交差点角や道路脇で待機し電車が来たら電車乗り場へ移動して直接乗降することが多い。上下線とも待合所・屋根はない。

この付近の併用軌道は比較的交通量が多く、下り安全地帯は交差点の横断歩道に附帯せず専用の横断歩道もないため、安全地帯に向かう際には十分な注意を要する。上り線に至っては配線の問題で自動車などが通行するための道路が非常に狭くなっており(道路脇側溝から上り線車両限界までの幅員は約2.5 mで、さらに電柱が道路脇の内側にはみ出す形で並んで立っているため、実効的な道路幅は僅か1.5 m程度しかない)、その上に左折しようとする車も多く、時間帯によっては通行する人・軽車両・自動車などが錯綜する。結果として電車を待つのが非常に危険な状態になることがあるので、利用の際にはよりいっそう周囲の交通に注意する必要がある。

なお、上り線の時刻表は白線地帯近隣の架線柱に設置してある。

停留場周辺

バス路線

最寄停留所は東粉浜一丁目となる。以下の路線が乗り入れ、大阪シティバスにより運行されている。

このほか、赤バス住吉ループ東粉浜一丁目停留所)、西成東ループ(併用軌道に並行して設置されていた塚西停留所)が運行されていたが、共に2013年3月31日をもって廃止された。

隣の停留場

阪堺電気軌道
阪堺線
東玉出停留場 (HN59) - 塚西停留場 (HN60) - 東粉浜停留場 (HN61)
  • ()内は駅番号を示す。

脚注

  1. ^ 「私鉄年表」『私鉄車両編成表 -全国版- '81年版』ジェー・アール・アール、1981年4月1日、122頁。 

関連項目




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