基準片
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/04 00:29 UTC 版)
硬さ値が既知のブロックを基準片と呼び、試験機の検証や作業者の訓練に用いられる。黄銅または鋼製で円盤状のものが多い。JIS B 7735によると基準片の幾何公差は下記の通り定められている。 使用面の平面度:5μm以下 裏面に対する平行度:10μm/50mm以下 使用面の表面粗さ:0.05μmRa 裏面の表面粗さ:0.8μmRa これから分かる通り、通常の機械部品に比べて公差が厳しい。裏面にまで公差が定められていることからわかるように、使用面だけでなく裏面の形状も測定値に影響する。
※この「基準片」の解説は、「ビッカース硬さ」の解説の一部です。
「基準片」を含む「ビッカース硬さ」の記事については、「ビッカース硬さ」の概要を参照ください。
- 基準片のページへのリンク