基準水準点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 07:50 UTC 版)
日本水準原点の次に重要な水準点を「基準水準点」といい、全国に88ヶ所設置されたがそのうちの2箇所は樺太に設置されたものであり現在は樺太の領有権を放棄しているため2007年3月現在の日本の基準水準点の数は86ヶ所である。一等水準点網から少し離れた地盤が強固な山や丘陵地に設置されることが多く設置場所も道路から少し離れた林や公園の中などに設置され、道路の拡張工事などで移転が必要になる事態を防いでいる。柱石だけでなくすぐ横の地中にも石とクロム金属製の標識があり、3つの標識を設置することにより万一の破損に備えている。さらに柱石と地中標の蓋は柵によって囲まれている。基準水準点は水準点網の再測量の基準点となっている。 基準水準点・基二一号(大阪府茨木市)
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