ショア‐かたさ【ショア硬さ】
ショア硬さ
1906年、アメリカのA.ショア(Albert F.Shore)によって考案された硬度の表示値をいう。小さなダイヤモンド球を先端につけた錘を一定h0の高さから試料の試験面上に落下させ、それが反発して跳ね上がる高さhによって示され、HS=k(h/h0)で算出される値をいう。JISではショア硬さ基準片の基準硬さは、ピッカース硬さを基準に一定の換算式で求められている。ショア硬さ試験機は一般に小型軽量で可搬式であるため生産現場での試験機として使用されており、大型の試料測定に適している。試料の質量の影響を受けるため、小さな試料や厚さの薄い試料には適さない。
参照 ロックウエル硬さショア硬さ
shore hardness | ||||
試料の試験面上に一定の高さ(h0)から落下させたハンマのはね上がり高さ(h)で、次の式で算出される値(JIS Z 2246)。![]()
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ショア硬さ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/20 07:00 UTC 版)
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ショア硬さ(ショアかたさ)は、アメリカ合衆国の企業Shore社のスプリング式硬度計(商標:デュロメータ)もしくはその相当品で計測されるゴム硬度。
解説
端子をスプリングを介してゴムに押し付け、ゴム反力とスプリングがバランスするゴム凹み量を計測し硬さとする。
ゴムは端子押付け後に時間が経過すると緩和が生じ、ゴム凹み量が増加傾向となるため、ショア硬さは押付け直後の値を測定する。
人肌はHs10、消しゴムはHs35、タイヤはHs65、ゴルフボールはHs90程で、Hs100は剛体。
脚注
外部リンク
- 硬さ計あれこれ - 有限会社エラストロン
「ショア硬さ」の例文・使い方・用例・文例
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