地震調査委員会等による想定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 07:55 UTC 版)
「南海地震」の記事における「地震調査委員会等による想定」の解説
2012年1月の地震調査研究推進本部の予測では、30 - 50階建て程度の超高層建物など、固有周期が約3 - 5秒の建物が長周期地震動による強い影響を受ける可能性があり、特に大阪平野、奈良盆地、京都盆地、徳島平野、濃尾平野(名古屋市付近)の広い地域で速度50〜100カイン(cm/s)、最上部振幅1m以上の揺れが予想されている。特に東大阪市では南北方向に地面で2m・30階建て高層ビルで2.5m、大阪市舞洲では地面1.5m・30階1.9m、名古屋市の愛知県庁付近で東西方向に地面30cm・30階40cm揺れるとする。 2012年1月の地震調査委員会の公表によれば、マグニチュードは8.4前後、地震発生確率は10年以内は20%程度、20年以内は60%程度、30年以内は90%程度である。 高知県による次の南海地震の想定では、マグニチュード8.4で発生し、県内のほとんどの地域で震度5強から6強、約半分で震度6以上、一部では震度7、という強い揺れがあり、約100秒ほど続くことが予想されている。
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