地形と境界
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/04 08:11 UTC 版)
「ハドソン郡 (ニュージャージー州)」の記事における「地形と境界」の解説
アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は62.31平方マイル (161.4 km2)であり、このうち陸地46.19平方マイル (119.6 km2)、水域は16.12平方マイル (41.8 km2)で水域率は25.87%である。州内で面積最少の郡である。 ハドソン郡はニューヨーク大都市圏の中で、ニュージャージー州北東部の3州地域中心にある。東はハドソン川とアッパーニューヨーク湾、南はキル・バン・クル、西はニューアーク湾とハッケンザック川あるいはパセーイク川に囲まれ、北と西に唯一陸上の境界をバーゲン郡と共有している。 地形的な特徴は、東のハドソン川を見下ろすニュージャージー・パリセイズの崖が北部にあり、またその西側斜面はやや険しいケスタである。南の半島に向かって徐々に高度を下げ、海岸部は平坦である。西部のハッケンザック川とパセーイク川の周辺はニュージャージー・メドウランズの一部である。 郡内最高地点はウェストニューヨークにあり、海抜260フィート (79 m) である。最低地点は海面である。 リバティ州立公園の対岸にあるエリス島とリバティ島はハドソン郡の水域に入っており、その水域はニューヨーク州境まで広がっている。リバティ島はニューヨーク市に属している。エリス島はニュージャージー州とニューヨーク州が共同管理している。その土地の10分の9はハドソン郡に入り、残りがニューヨーク市である。キル・バン・クルに浮かぶシューターズ島もニューヨーク市と分け合っている。ロビンス・リーフ灯台はベイヨンとジャージーシティのウォーターフロントに並行して走る岩礁の上にある。 隣接する郡としては、東のニューヨーク州ニューヨーク郡(マンハッタン)とキングス郡(ブルックリン)、南はニューヨーク州リッチモンド郡(スタテン島)、西はニュージャージー州エセックス郡とユニオン郡、北と西は唯一陸続きのバーゲン郡がある。ニューヨーク市のマンハッタンに近いためにニューヨーク市の6つめの区と言われることもある。 郡域の大半はハッケンサック川とハドソン川の間にあって、長く細い半島になっている(バーゲンネックとも呼ばれる)。連続した市街化区域にあり、自治体の境は意識されない。これら境界と多くの岡や入江がある地形によって地区が分けられている。ケネディ・ブールバードが半島を南北に貫いている。バーゲンヒルを横切る鉄道や道路のために多くの切土が造られている。
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