地中海鉄道260形・ヴェーネタ公共鉄道110形とは? わかりやすく解説

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地中海鉄道260形・ヴェーネタ公共鉄道110形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 16:12 UTC 版)

イタリア国鉄980蒸気機関車」の記事における「地中海鉄道260形・ヴェーネタ公共鉄道110形」の解説

スイスベルナーオーバーラント鉄道のHG3/3 7-10形として1906年7、8号機、1910年に9、10号機の4両がいずれもSLM製造され導入され機体が、同鉄道の電化に伴い1915-17年に廃車となり、全機イタリア譲渡され使用されたものである。 HG3/3 7、810号機SLMで950mm軌間、シュトループ式ラック方式改造の上地中海鉄道譲渡されて同鉄道260形261-263号機として、イタリア南部ラゴネグロからカストロヴィッラリ経由してスペッツァーノ・アルバネーゼまでを結ぶ、全長105km、最急勾配100パーミルラゴネグロ-カストロヴィッラリ-スペッツァーノ・アルバネーゼ線で1950年まで使用されている。また、HG3/3 9号機は同じくイタリア北部ヴェネト州のヴェーネタ公共鉄道同様の軌間およびラック方式改造の上譲渡されている。同鉄道では、最急勾配125パーミルスキーオ - アジアーゴ間で110号機(機体名Lupa)として路線廃止1958年まで主に貨物列車牽引入換用として使用されている。 これらの機体はもとHG3/3 7、8号機が全伝熱面積62.2m2、自重/運転整備重量24.5/30.0t、もと9、10号機が全伝熱面積66.9m2、自重/運転整備重量25.2/31.6tとスイス国鉄のHG3/3形とほぼ同型であったが、動輪径が910mm、ピニオン径が860mmであるほか、シリンダ径が粘着駆動装置用、ラック駆動装置用ともに380mmから310mmに縮小されている。

※この「地中海鉄道260形・ヴェーネタ公共鉄道110形」の解説は、「イタリア国鉄980蒸気機関車」の解説の一部です。
「地中海鉄道260形・ヴェーネタ公共鉄道110形」を含む「イタリア国鉄980蒸気機関車」の記事については、「イタリア国鉄980蒸気機関車」の概要を参照ください。

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