在中日本人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/15 13:14 UTC 版)
| 総人口 | |
|---|---|
| 中国大陸:74,115人 香港:22,877人 マカオ:546人 台湾:21,696人 (2024年10月1日時点、日本国籍保有者のみ)[1][2][注釈 1] |
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| 居住地域 | |
| 北京市、蘇州市、上海市、広州市、深圳市、香港、マカオ、台北市、高雄市 | |
| 言語 | |
| 日本語、普通話、広東語、閩南語 | |
| 宗教 | |
| 仏教、神道 | |
| 関連する民族 | |
| 日系人、日系中国人、在香港日本人、在日中国人 |
在中日本人(ざいちゅうにほんじん)とは、中国や台湾で生活する日本人のことである。 2024年10月現在、中華人民共和国(香港とマカオを含む)に3ヶ月以上在留している日本国籍保有者の数は97,538人で、国(地域)別で3番目である。2023年までながらくアメリカ合衆国在留に次ぎ第2位だったが、在中邦人の減少と在豪邦人の増加で2024年にオーストラリアに抜かされた[1]。最も多い都市は上海市の34,681人[1]。中華民国(台湾)に在留している日本国籍保有者の数は22,877人[1]。中国在留者のうち永住者は6.1%で[1]、ほとんどの人は将来、日本に戻る予定がある。
歴史
第二次世界大戦前後
1932年3月1日の満洲国建国以降、日本の内地から満洲への移住(満蒙開拓移民)が実行され、約32万人の開拓民が送り込まれることとなった。終戦に伴い、日本人開拓民らの集団引き揚げが実施されたが、敗戦後の混乱の中で総計2700人の残留婦人・残留孤児が日本への帰国を果たせなかった。
21世紀
両国間の貿易額の増加に伴い、中国の在中日本人の数は2011年までの10年で5万3000人から14万1000人と、約3倍に跳ね上がったが、2012年10月の150,399人をピークに近年は減少し続けている[1]。2012年9月に尖閣諸島国有化があった。
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在中日本人学校
- 中華人民共和国
- 中華民国(台湾)
- 中国(香港)
- 香港日本人学校香港校小学部(特支 「特別支援教室」) < 公式サイト > – 1966年(昭和41年)開校。
- 香港日本人学校大埔校 (特支 「特別支援教室」)< 公式サイト >
- 香港日本人学校香港校中学部(特支 「特別支援教室」) < 公式サイト >
日系中国人
日本にルーツを持つ中国国籍所持者は日系中国人(にっけいちゅうごくじん)という。
著名な日系中国人
脚注
注釈
- ^ 中国大陸の人数は中国の人数97,538人から香港とマカオの人数をひいて求めた。
出典
関連項目
- 在日中国人
- 在台日本人
固有名詞の分類
- 在中日本人のページへのリンク