土佐田村氏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/08 04:47 UTC 版)
土佐田村氏(とさたむらし)は、土佐国田村庄の豪族で戦国大名長宗我部氏の家臣。鎌倉時代、陸奥田村庄(田村市、三春町)を藤原仲教が領して田村姓を名乗り、子孫は鎌倉幕府評定衆などになった。室町時代、幕府の奉公衆になり、近江国野路村(草津市)の地頭を経て、戦国時代に土佐田村庄に入る。時を経て長宗我部氏の家臣となり、江戸時代は山内氏に仕えて下茅(土佐清水市下ノ加江)大庄屋となったり、宿毛領にて武士になった。秀郷流となってはいるが、『尊卑分脈』には小野宮流の系譜に藤原仲祐の子、仲教と記載されており、本来は小野宮流藤原氏であったが秀郷流に養子に行ったことなどが推察できる。
- 1 土佐田村氏とは
- 2 土佐田村氏の概要
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