国際調査報道ジャーナリスト連合
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略称 | ICIJ |
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設立 | 1997年[1] |
設立者 | チャールズ・ルイス (ジャーナリスト)[1][2] |
本部 |
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事務総長 | ジェラード・ライル |
関連組織 | センター・フォー・パブリック・インテグリティ |
ウェブサイト | https://www.icij.org/ |
国際調査報道ジャーナリスト連合(こくさいちょうさほうどうジャーナリストれんごう、英語: International Consortium of Investigative Journalists; ICIJ)は、世界のジャーナリストが共同で調査報道を行うためのネットワーク[要曖昧さ回避]である[2]。
1997年に発足した[1]。現在70か国200人以上のジャーナリストが参加し[1]、コンピュータの専門家・公的文書の分析家・事実確認の専門家・弁護士らが協力する[2]。ワシントンD.C.の事務所にスタッフ20人が常駐している[1][2]。
活動資金は個人・団体からの寄付金で賄われ[2]、政府からの資金は受けない[3]。寄付を行う団体には、オランダのアッデシウム財団(Adessium Foundation)、オープン・ソサエティ財団、シグリッド・ラウシング基金、フォード財団、フリット・オルド財団、ピューリッツァー危機報道センターなどがある[2][3]。
パナマ文書やパンドラ文書の分析を行なった事で世界的に有名になった。
脚注
国際調査報道ジャーナリスト連合
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「センター・フォー・パブリック・インテグリティ」の記事における「国際調査報道ジャーナリスト連合」の解説
詳細は「国際調査報道ジャーナリスト連合」を参照 国際調査報道ジャーナリスト連合または調査ジャーナリスト国際連合(ICIJ)はCPIのプロジェクトの1つで、「越境犯罪、汚職や権力の説明責任」などの問題に焦点を当てている。2013年の協会には60カ国以上から160人の会員ジャーナリストが在籍している。 ICIJは国際的なジャーナリストや報道機関のチームを招集して、様々な調査を行う。例えばオフショア・リークの調査には80人以上が参加し、日本のNHKや朝日新聞も協力した。ICIJは1年に2回、際立った国際的調査報告に対してダニエル・パール賞を授与している。ICIJは2011年からジェラルド・ライルが指揮しており、スタッフにはマイケル・ハドソンなどが居る。2013年の助言委員会にはビル・コバッチやフィリップ・ナイトレイ、グウェン・リスター、ゴエナワン・モハマドなどが居る。タックス・ヘイヴンを利用した企業や個人名を公開するパナマ文書、バハマ文書の入手、発表によって注目を集めた。その他、スイスリークス事件やルクセンブルク・リークスを公開した実績がある。
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