国語教材としての「稲むらの火」
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「稲むらの火」の記事における「国語教材としての「稲むらの火」」の解説
「稲むらの火」は、1937年(昭和12年)刊行の尋常小学校5年生用の国語教科書「小学国語読本巻十」(第4期国定教科書、サクラ読本)に掲載された。続く第5期国定教科書(アサヒ読本)の「初等科国語六」にも引き続き掲載され、1947年(昭和22年)まで用いられた。 地震学者の今村明恒は、1940年(昭和15年)に『『稲むらの火』の教え方について』を著している。 2011年(平成23年)度より利用される光村図書出版の小学5年生用教科書『国語 五 銀河』には、「百年後のふるさとを守る」のタイトルで、防災学者の河田惠昭が書いた浜口儀兵衛の伝記が掲載された。「百年後のふるさとを守る」では、「稲むらの火」の一部採録を行うとともに、そのモデルとなった浜口儀兵衛の事績を紹介し、津波後の復興事業も含めて描いている。これを「稲むらの火の64年ぶりの復活」として紹介するメディアもあった。
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